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ほくほく線にのって…

離れて暮らす父が2005年9月に事故で脳挫傷、頭蓋骨陥没骨折で入院。
5ヶ月経ってようやく退院しました。
ほくほく線で父の見舞いに行った日々のこと忘れないように書き留めました。(2014年12月父他界)
両親と祖母の老老介護、遠距離介護についての想いを綴ります。(2011年12月祖母他界)
2016年2月、母を呼び寄せ、遠距離介護は近距離介護に。
点つなぎ

久しぶりの更新になってしまいました。

先週末は実家の片付けのため帰省。片付けると言っても簡単に片付くものではなく、まだまだ物はいっぱいでやってもやっても捨てても捨てても追いつかなくて、全く片付かず。

でも一応、食品、調味料関係はもうないので(缶詰とサラダ油の買い置きはそのまま)ネズミ、ゴキブリの心配はなくなったかな。

実家は前回の帰省のときにきれいに掃除はしていたので荒れている様子はなく案外きれいでホッとした。

今回は仏間の障子貼りを頑張った。

空き家なのにこんなことする必要があるかとも思うけど外からみて障子が破れているのはなんとなく嫌だったから。

家の中のことは多少諦めて、家のまわりをきれいにしてきた感じ。

ご近所のSさんが庭木の手入れや草とりをしていてくださっていて母が住んでいた頃よりもきれいかも。

今回はSさんのご好意に甘えて、捨てられなかった不燃物や空き缶、ペットボトルなどもゴミの日に捨ててもらうようお願いすることに。土日月の帰省だと月曜の可燃ゴミしか捨てられないので。

いつものことだけど帰ってきても今度は我が家の溜まった洗濯物との戦いから始まり、溜まった仕事、家事に追われ休む暇はない。

わたしの人生ってなんなんだろう〜と考えてしまいそうだけどそんなこと考える暇もなし。やるしかない。

 

ところで先週、先々週は母と"点つなぎ"をやった。

脳トレの本に載っていたものだけど、他の脳トレよりも母は夢中になった。

数字を順番に線でつないでいくだけの簡単明瞭。だけどつなぎいでいくと絵が現れるというもの。

現れた絵が何なのか理解するまで時間がかかったが数字をつなぐのは割りとできたみたい。

検索すると簡単なものから難易度の高いものまでダウンロードできる素材も多くある。

暇つぶしにおすすめです。

Posted by roku
ボケ防止 / 07:29 / comments(0) / 昨年の記事
注文をまちがえる料理店

ここ数日で話題になっている『注文をまちがえる料理店』

認知症の方がオーダーをとりにくるので注文したものと違うものがテーブルに運ばれてくるかもしれませんよ、というゆるいレストラン。オープンしたのは二日間のみでレギュラーのお店ではないのが残念なところ。

これに関して様々な意見がSNSで飛び交ってはいるが概ねは間違いを受け入れる緩さに賛成のもの。

家族や身近に認知症を抱えた人がいる人にとっては大歓迎のこのレストランだが普通の人々にとってもこんなに受けいれられるというのが意外だった。

みんな結構このキツキツの間違いの許されない社会に嫌気がさしているんだなぁ。

ならばもう少しバリアフリーになっても良さそうなものだけど。

 

母もこういうカフェで働くチャンスがあったらどうだろうか?

封筒ののり貼りでもいいのにな。

何かできる仕事はないのかしら。

わたしたちには全然時間がなくて、高齢の方々には有り余る時間がある。

何かうまい解決法がありそうなんだけど。

 

認知症カフェというのがあると知り、母と一緒に行ってみようかなとも思っているけれど母の足では外出もままならず。

認知症だけで足腰がしっかりさえしていればもっと行動範囲が広がるのに。

毎晩電話をしてみるがやっぱり通じないし、思い通りにいかないことばかり。

それを受け入れられないわたしは注文を間違える料理店には行けないのかも。

みんなも受け入れているようなことは言うけど実際には受け入れられないのかも。

 

Posted by roku
認知症 / 12:46 / comments(2) /
最近変わってきたこと

昨日は蒸し暑い1日。そろそろ母の冷房問題も考えなくてはいけない。

ちょうどいい時期が年々短くなってる。桜の時期はあんなに寒かったのにすっ飛ばしてもう夏だ。

 

昨日は母を訪問してみると食堂でひとり新聞を広げていた。火曜に妹が訪問したときも同様だったようでスタッフさんによると一日のうちかなり長い時間を食堂の椅子で過ごしているそう。部屋に引きこもっているよりはいいのかな。

母に声をかけお部屋に戻ると案の定カーテンはしっかり閉まっていて部屋は暗いまま。もちろん窓は開いていなくて室温26度くらい。

熱中症になるほどの暑さではないけれど。窓を開けると涼しい風が入ってくる。

サ高住の冷房もまだ緩め。

変わったなと思ったのはどこに行くのでも手放なさなかったショルダーバッグを持たなくなったこと。

食事のときも斜めがけにして食堂に出向いていた母だが、昨日も先週も持っていなかった。

昨日は部屋の中に見かけなかった。これまではたいがいベッドの上に置いていたのだが。

デイにも持って行っていないのだろうか。

 

電話を何度もしても出なかったねーと言うと「電話なんかないもん」と言う。電話の存在自体を忘れている。

何度か携帯電話の練習もする。

どうもわたしのかけた電話が鳴っても取るときに切る方のボタンを押していたようだ。

先週の石川の実家に戻りたいという話は一切出ず、ほっ。

暑いので散歩はやめてお部屋で雑談やデイでやり残した脳トレ(間違い探し)をやる。

塗り絵をして間違い探しをするプリント。間違いは7箇所あるのだが6個まではみつかるが最後の一個がみつからない。

わたしと協力してもみつからないってどんな難問なのだ?

この前、脳トレの本を購入したときも思ったが高齢者には難しすぎるのではないかと思う。

間違い探しはひっかけ問題のようでもあり、その違いが納得いくものではなく、やっていて楽しくない。

母はあくびを連発。

塗り絵とか脳トレは好きではないようだ。

もうちょっとゲームみたいなものとか楽しめるものがいいな。

ケアマネさんにもデイサービスをやたらと勧められるが入浴や昼食以外のレクレーションについては疑問に思う。

仕方ないこととはいえ、塗り絵や歌を歌うことで残りの人生を過ごすことがいいことなのかどうか。

 

 

Posted by roku
認知症 / 07:21 / comments(0) /
面談

先週火曜に介護保険更新のためのケアマネさんとの面談があった。

まずは母にお決まりの質問。

名前、生年月日、起床時間、就寝時間、朝食時間、昼食時間、自分の住んでいるのは? 今の季節は?など。

生年月日は月までは言えたが日にちはうろ覚え。この前言えてたんだけどなー。

あとは滞りなく。

今の季節は「春のなかばから夏かも」と結構細かい。

こういうときは通常よりしっかり受け答えするとはきいていたがほんとにそうだった。

この日の母は実にクリア。

 

区分変更についての要望をケアマネさんに伝えたが要介護2から要介護3に変更になっても特養に申し込めるという点がメリットなだけで点数については単価が上がるのでそれほど受けられるサービスは変わらないという話であった。

 

母のバッグの中に「家族会」の報告のプリントをみつける。

家族会があったことをわたしも妹も知らなかった。授業参観を内緒にされた親の気分・・・。

報告書にはこのサ高住の入居者の統計と家族からの質問事項があった。

50名ほどの入居者のうち男女の比率は1:2。意外と男性が多いんだな。

平均年齢は86歳。90歳以上は17名。新しい割に年齢は高め?

しかし自立の方6名、要支援23名と過半数がしっかりした方だった。残りは要介護1〜3。

母は要介護2。

 

先週からずっと毎晩のように電話をかけているが一度もつながらない。

今日の午後に訪問予定だけど先週のように実家に住む〜というのかな。

それともその話はすっかり忘れているのかな。

今月も仕事が忙しくなりそうでなかなか余裕がない。でも実家の様子をみに帰省するつもり。

Posted by roku
認知症 / 08:06 / comments(0) /
本音

昨日母を訪問してみると食堂でひとり七夕飾りを作っていた。

暇を持て余し、しょっ中お部屋から食堂に出てきてボーッとしている母を見かねてか、スタッフの方があてがってくれた仕事のようだ。しばらく母の横に座って七夕飾りがひと段落するまで待つ。

区切りのいいところでお部屋へ。

 

二日前にケアマネさんと介護保険の更新のための面談があり、そのときもなかなかクリアな母だったが(そのときのことはまた改めて書きます)昨日もなんとなくしっかりしていた。

着替えをし、何気なくお部屋に飾ってある妹家族と父との記念写真をみながら写っている人物の説明をする。これまで何度もしてきたように。「これがお父さんでしょ」とわたしが父を指差すと「お父さんはもうおらんのやったね」と母。初めて亡くなったことを理解したような。

孫二人の名前は出てこず。

その写真を撮ったのが以前住んでいた家ということに気づき、そこからまた〇〇(実家のある町の名)に住もうかなと言い始めた母。

「ここは仮の住まいやから」

「こんなところはずっとおるところじゃない」

「ここは知らない人ばっかりやから」

「〇〇なら知った人たくさんおるし、庭もあるし」

以前にもあちらでまた一人暮らしをしたいと漏らしたこともあったが昨日ほどではなかった。

こっちに来て良かった〜ということが多かった母なのに。ついに本音が出たのか?

他のことに話題を振ればすぐに忘れるかなぁと思い「お茶飲もうか?」とキッチンに立つ。

「これね、椿のお茶で珍しいよ。甘いんだよ」と持ってきた椿茶に母の意識をそらしてみたが・・・。

「さっきの話やけど〜やっぱりお母さんは〇〇に住もうかと思う」と話が戻ってしまった。これまでさっきの話など思い出すこともなかったのに・・・

何度話をそらしても昨日は実家に住む話から離れず参った。

今、わたしは仕事で忙しいからすぐには連れていけないとなんとか納得させる。

帰る前に入れ歯をはずしてもらいポリデントに漬ける。時間がなかったので5分くらいでまた母に入れ歯の装着をうながすと「えっ、さっき漬けたばっかりやのに」とっこでも"さっき"のことを覚えていたのには驚き。いつもなら2分あれば忘れるのに。

いろんなことを忘れてしまうのは厄介ではあるけれど変に記憶していて扱いにくくなるよりはましなのかなぁ。

 

 

やはりすることがなくて暇なのがいけないのか。

それとも他の居住者の方に冷たくされでもして居心地が悪くなったのか。

デイでは歌を歌ったり、折り紙なんかのレクではなくて畑仕事とか草むしりとかをやらせてくれるといいのにな。

例えば封筒の封をする仕事とか簡単な作業でもいいかもしれない。

 

Posted by roku
認知症 / 06:47 / comments(0) /
発達障害との共通点

先日NHKで発達障害を特集した番組を観た。

発達障害の人がどんな風に見えているか?聞こえているか?を証言をもとに再現したものが興味深かった。

いろんなパターンがあるらしいが音に関することで共感するものがあった。

普通の人は雑音とそうでない聞かなくてはいけない音をちゃんと脳が区別しているけど障害のある人はそれができなくて全ての音を拾ってしまうため会話に集中できないという。

スーパーなどでは冷蔵庫の音など様々な音が氾濫していて15分といられないそう。

 

これって実は自分にも心当たりがあるのだ。

わたしが苦手なのは歌詞付きのBGMが流れるスーパー。その音、歌詞が耳につき、買い物に集中できない。長い時間いられなくなる。

仕事のときに集中してくるとラジオやテレビなどの音がストレスになる。

夫が在宅のときにつけっ放しのテレビの音が苦痛だったけど最近はテレビをつけない生活に変えてもらえて楽になった。

この程度なら誰にでも当てはまることなのかもしれないけれど。

 

あと目に関してのこと。眩しすぎるという発達障害の人。

母がカーテンを閉めきるのは眩しさのせいのようなきがする。わたしも蛍光灯の明るいのがかなり苦手でひとりのときは間接照明のみで過ごす。夫は明るくしたいタイプ・・・ちょっとつらいときがある。

 

母が耳が遠いのにある音に関しては敏感なこともなにやらこの脳の障害に起因しているような気もする。

音によく驚いている。

目もよく見えないようなのに床に落ちた糸くずや髪の毛は熱心に拾う。

認知症は物忘れのことがクローズアップされやすいが発達障害との共通項が多そう。

認知症にもいろいろなタイプがあるのと同じく、発達障害にも様々なタイプがあるみたい。

わたしが気になったのは ASDと呼ばれるタイプ。これの軽度であれば自分も十分含まれそう。

時間のあるときに詳しく調べてみたい。

Posted by roku
認知症 / 08:04 / comments(0) /
宵待草

先週母を訪問したときに「宵待草」という題の詩が紙にメモされているのを見た。

ノートに挟まれたもの、テーブルの上に放置されたものなど3枚くらい。どれも「宵待草」というタイトルと詩が母の字で書かれている。

「これなあに?」ときくと紙を手にとり歌い出した母。

歌詞だったんだ。

竹久夢二作とある。

調べてみたら結構古い歌。

こういうのは忘れないんだなぁ。不思議。

いつも訪問したときに「rokuちゃんが来たって書いて〜」と無理やり日記というかノートのカレンダーに一言メモしてもらうのだけど母から率先して文章を書いたのは初めてかもしれない。

デイで書いたというよりはお部屋でひとりのときに書いたようだった。

興味のあることは書くのかな。母の興味を引くようなものを探したい。

Posted by roku
認知症 / 07:48 / comments(0) / 昨年の記事
母と電話

先週の訪問時に母の携帯をチェックしていたらボリュームが小さく設定されていたので音量を最大に設定しなおす。

するとよく聞こえるようになったみたい。

母に電話をしても一度で出てくれることは少ないけれど、折り返しかかってきたり(でも出ると切れる)何度かかけると出てくれたりで少しは会話できるようになった。

日曜の夕方に電話してみる。日曜はデイ休みである。

「今日は何してたの?」ときいても別にといつも通りの答えのあとに「食堂でお友達とね・・」と意外な言葉が返ってきた。

母がときどき食堂でひとりボーッとしているのは誰かが声をかけてくれるのを待っているのだろうか。

ともかく日曜はどなたかとおしゃべりしていたようだった。

「顔見知りもできたね」と言うとうなづく母。

それなのにグループホームか老人ホームへの転居を考えなくてはいけないなんて。

どういう場所が母にとって最適なのか?

母の気持ちや希望はどうなのか?

 

そして日曜の深夜2時45分くらいにわたしのケータイが鳴る。母からだなぁと思ったけれどそれはわたしからの着信があったのに気づき、折り返しているだけで用事はないのだろうとスルーする。しかし、その後4回も。

何か困っているのかもとかけ直してみるけど応答なし・・・。

着信があると赤いランプが点滅する。それに気づくと母はケータイをいじるようだが適当にボタンを押すのでアドレス帳の一番最初に載っているお友達のところにかかることも多いようだ。その方のところに深夜にかけていないことを祈るばかり。

 

Posted by roku
認知症 / 08:28 / comments(5) /
シモ問題

今週の母訪問日。

わたしがサ高住に着くと母はひとり食堂の椅子に座ってぼーっとしていた。

外を眺めるでもなくただ座っているだけ。せめて新聞でも読んでいてくれたらと思うけど何もしていなかった。

「おかあさん!」と何度か呼ぶとハッとする。

一緒に部屋へ戻りいつものようにお着替え。

面倒だ、さっき替えたばかりだとぶつくさ言いながらも着替えはしてくれる。

リハパン履いていなくて布パンにじかにパッドをあてていた。しかし、パッドは汚れてはいなかった。

前日にデイで入浴はしているのだから、やはり夜間に漏らして朝になって自分でリハパンを取り替えるときに履くのを忘れたのか?

月水金土はデイで入浴していて、その朝はヘルパーさんが入り送り出しをしてくれる。その際にパッド、リハパンの取替えの促しをしてくれることになっている。日曜午前にはヘルパーさん、火曜は妹、木曜の午後はわたしというローテーション。

しかし、夜間に漏らしたものの朝イチのケアが必要なようで火曜と木曜の朝のヘルパーを自費で、と検討しているところ。

 

アリセプトで夜間頻尿になるという話をきいたが、これは薬のせいなのか?

パッドもリハパンも3回分吸収のものなのに、防水シーツも敷いているのになぜ漏れる?

リハパンがぶかぶかすぎるのかな?ということで妹がSサイズのリハパンを探して買ってきてくれた。

水曜に妹がトイレ掃除をしてくれているのだけど木曜にわたしが行くと流していない汚れたトイレ。

つまり、トイレで用足しはしている。

訪問している間にもトイレにはいく。

やはり問題は夜間。(日中も問題だが)

いっそのことリハパンもパッドもなしにすればびしょ濡れで本人も気づいて自分で対処するのではないか、などとも思ったり。

ベッドに吸水性のある敷きパッドを使うとか。

サ高住は自室にそれぞれ洗濯機があるので本人やわたしたちがいくらでも洗濯できるが、老人ホームの見学に行ったときは確か週二回ほどだった記憶がある。毎日の夜尿の失禁の洗濯はグループホームや老人ホームではどう対処しているのだろう。

サ高住ではスタッフの洗濯代行は一回1500円らしい。そういえば入居時にこういう細かい説明はなかったな。

 

母と会話の中でそれとなく別のところへの転居の話題を振ってみたが「ここから離れたくない」ということだった。

このお部屋が気に入っていると。お友達もいるしとまで。

父のことは未だに「お墓の中」という話を理解していないようで「お父さんどうしとる?」「お墓の中」という会話を繰り返している。毎回、はじめて聞いたように驚く母。えーっ!と絶句。

ふざけているのかと突っ込みたくなるけど葬式の記憶とか全くないのだから当然だよね。

でもなぜかわたしの仕事のことは覚えている。

記憶に残ることと消えること、その線引きってなんなんだろう。

脳って不思議。

Posted by roku
認知症 / 08:25 / comments(0) / 昨年の記事
秒速で忘れる

一週間があっという間。

今週も木曜に母訪問。先週のお出かけのことなど当然だが母はつゆほども覚えていない。

デイでお花見に連れて行ってもらったようだがそれも全く。

ここのところこまめに母に電話をしていたら以前より出てくれるようになった。それはいいのだけど、たまに母からかかってくるようになり、そのタイミングが悪い。電車で移動中だったり、数ヶ月に一度しか行くことがないのに映画を観ているときだったり。

昨日も朝、電話して今日行くからねー、お天気いいからカーテン開けてお部屋明るくしてねーと言ったのだけど訪問時はカーテンを閉めきり部屋は暗いまま。

 

いつものように着替えをして洗濯機を回して近所に散歩に行く。

散歩から帰ってきたら食堂でコーヒーを飲んでいる方がいたのでわたしたちもコーヒーをいただくことにする。

100円でコーヒーのサービスがあるのだ。

わたしが買ってきたおやつを食べながら母とお茶。いつもはお部屋だけどこちらだとスタッフや居住者の方とあいさつやお話もできていい。その場で現金で支払うのであるが母は何度も支払おうとする。

さっき払ったよ、と言った5秒後にはまた財布を開ける。

そんなことを5回くらい繰り返す。短期記憶がダメなのは以前からだけどそれは少なくとも数分はもっていたような気がしたが今は秒単位で忘れていく感じ。スピードが加速している。

先にコーヒーを飲み終えたわたしは「ちょっとトイレに行きたいから先にお部屋に戻るね」と母を残しお部屋へ。まだ洗濯物を干したりやることが残っているのだ。

部屋へ戻ってみるとなんと回したと思っていた洗濯機が途中で止まっており、もう一度洗濯しなおし・・・。

ゴミを捨てたりいろいろしていたが母が戻ってこない。

廊下に出て食堂の方をのぞくと母の隣に男性の居住者さんが座っていてお話している様子だったのでそのままわたしは部屋に戻る。

やり直しの洗濯が終わってみれば、ポケットにティッシュが入っていたようで洗濯機の中がティッシュのカスまみれ。

これはこの前もやらかしてしまったのだが、母はいつも食事のときにテーブルに置かれているティッシュをポケットに拝借して持って帰ってきてしまう。わたしは自宅でもポケットをあらためて洗濯するという習慣がないのでついそのまま洗濯機に放り込んでしまう。

で、大惨事となってしまう。

その後始末をしていても母は戻ってこなかった。

そのままわたしは帰ることにし、帰り支度をして食堂へ。

母はわたしをみるなり「あんたはどっか行くのか?」ときくので「わたしは帰るよー」というと「明日また来るの?」とこれまできいたことがないようなことを言う。「また来週ね」と答える。

いつもなら玄関のドアのところまで見送りにきてわたしが外の門を出るまで手を振っているのだが昨日は食堂のカウンターに座ったまま「じゃあね」でおしまい。

あのおじいさんとは仲がいいのかしら?とか考えながら帰宅した。

 

Posted by roku
認知症 / 06:43 / comments(0) /