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ほくほく線にのって…

離れて暮らす父が2005年9月に事故で脳挫傷、頭蓋骨陥没骨折で入院。
5ヶ月経ってようやく退院しました。
ほくほく線で父の見舞いに行った日々のこと忘れないように書き留めました。(2014年12月父他界)
両親と祖母の老老介護、遠距離介護についての想いを綴ります。(2011年12月祖母他界)
2016年2月、母を呼び寄せ、遠距離介護は近距離介護に。
(2022年2月母他界)
粉飴

食事量が減ってしまっているので何か対策をと考えたのが粉飴の提供。

ランニングのときの補給に使っていたもの。

甘さは砂糖の1/10だけどカロリーは10gで38kcalある。

運動するときは500mlの水に100gを加えても甘さを感じないドリンクになる。

注意書きには運動している人で体重×1gとあったので母には1日50gほど摂取してもらおうかと思った。

5回の飲料提供時に10gを混ぜてもらう。

これでも200kcalに満たないのであるが。

飲料は主にポカリスエット。こちらにも糖分が含まれている。

糖分過多になって大丈夫だろうかとまたもや不安になる。

 

利用し始めて1週間。

なぜか倍量の1日100gを与えられていたのであっという間になくなってしまった粉飴。

半量にしてもらう。

なぜ倍量にしたのかな?

わたしがメモ書きで体重×1gとちゃんと書いておいたのだが。

スタッフ間の伝達の悪さもここのホームでは感じる。シフトが細かく分かれすぎているせい?

今日もポタージュを持って訪問する。

でもこれでは全然足りないと思う。何かもっと考えなければ。

飲み込みが悪いわけではないのに食べない。

本当は刻みやミキサー食でなくても食べられるはずなのに。

おやつは食べるからやっぱり甘いものに偏ってしまっている。

口腔ケアがちゃんとできているのかどうか。(口を開けてくれないので)

次々と心配事が増えるばかり。

わたしの顔面神経痛のようなものも始まってしまった。(顔面というより眼の圧迫痛。前回なったのは愛猫が亡くなったとき)

Posted by roku
認知症 / 08:43 / comments(2) /
スプーン

先日スプーンを購入した。最初は木のスプーン(無印良品)。

木のスプーンにしたところで食べてくれるようになったわけではない。でもシリコンのスプーンもあるときいて購入。

ステンレスのカレースプーンを使うよりかはいいと思う。

 

今日はかぼちゃと人参のポタージュを作って持っていった。

昼食のメニューはカレー。

福神漬けの刻みとピクルスぽいものとコーヒーゼリー。

確か2週間ほど前もカレーだった。ごはんはおかゆ。

あまりにもおいしくなさそう。老人ホームの昼食ってこの程度なのか?

予算節約なのだろうか?野菜やタンパク質が足りないと思う。炭水化物ばかり。

なのでポタージュを。

母はこれまでで一番食べてくれた。

と言ってもほんのわずかの量だけど。最初の10分くらいが勝負。

口を閉ざしたらもう終わり。

薬をコーヒーゼリーに混ぜたのでまずはコーヒーゼリーから食べさせた。昔からコーヒーゼリーは母の好物なので完食。

間にポカリを挟みながらカレーとおかゆも1/4くらいは食べただろうか?ポタージュは100ml弱くらい。

これからは毎週何かスープを作っていこう。

 

ケアマネさんから今後積極的な治療を行うかどうかご家族で話し合ったかとの質問を受ける。

一応、行なわないことを伝えた。しかし、今後の様子をみてと。

ホームでは無理には食べさせないという。

無理に食べさせてもらおうとは思っていないが、それは10分で食事が終了という意味だろう。

今日も昼食に40分ほどかけたが食器を片付けに食堂に行ってみると誰もおらず、とっくの昔に昼食は終了した感じだった。終わったあとの口腔ケアも終えているということだ。

だからどんなに頑張ったとしても母は日に日に衰弱するのだろう・・・。

 

先月も新人スタッフが入ったが今月もまたひとり新しいスタッフが入った。

わたしが大抵木曜に面会に来て昼食を食べさせるということは全く伝わっていない。

母の飲み物のとろみ加減がいつも違う。

車椅子の足のせ台の高さや角度も一定ではない。

ベテランでとても感じの良いスタッフもいるがそうでもない人もままいる。

タンスの中の衣類の畳み方が雑だなぁ、こういうことってお母さんにしつけられていないのかな?と思っていたのだが、その理由が今日判明。洗濯のスタッフが別にいて(年配男性)その人がタンスにしまっていたのだった。しかもこの方も勤め始めたばかりとのこと。掃除、洗濯、お風呂、厨房、それぞれに専門のスタッフがいるようで分業なのだ。

GHは全部スタッフの仕事だった。だから介護度の重い人は受け入れられないのだね。

 

今日の母は昼食前はうたた寝していてどうなるかと思ったけれど食事のあと覚醒し、九九の2の段完璧。

グーチョキパーもできないなりにやってくれた。

どうかこのまましばらくこれをキープして欲しい。

メマリーを半量にしたけど特に変化はなし。

 

 

Posted by roku
認知症 / 21:06 / comments(0) /
主治医との面談

昨日、主治医と面談した。

母の食事量が減っているので今すぐではないが今後胃ろうなどをするのかどうかということについて。

家族の意向をきかれる。

一応、わたしの考えとしてはしないと思っていることを伝えた上、ほかの家族とも相談しますと答える。

手術するなら体力のあるうちにと言われた。

全てケアマネさんからきいた話の通り。

 

胃ろうをせず、食事が摂れなくなって、水分のみになったとしてもホームにいられるとのことだった。もちろん胃ろうをしたとしてもだ。やはりどこかに転居しなくてはいけなくなることが負担なので少し安心した。

夜、妹と電話で話す。妹も「胃ろうはするもんじゃない」ということはよく聞くからと概ねわたしと同じ考えのようだったが少し迷いもあるようだった。そりゃそうだ。わたしも胃ろうのことを言われて最初の1週間は眠れなくなった。

老猫の介護のときを思い出す。

腎不全で食事をしなくなり、点滴をしなければ2週間ほどで亡くなってしまう状態で点滴をすることを選んだ。

点滴をしたら食欲が復活した。しかし最初は週に1回の点滴で効果があったのが週二回になり、三回になり・・・。

それが9ヶ月続いた。

小さな体がタプタプになるまで液を入れる。時間もかかる。

そのあと眠り続ける。体が重くなりよろよろとしか歩けなくなる。

そしてその分、大量のおしっこ。その度に痛みがあるようで鳴く。

でも点滴をやめれば死んでしまう。

やるのも辛い、やめるのも辛い。両方地獄だった。

最後は点滴の効果もほとんどなくなり、もうやめてくださいと獣医さんに伝えた。その2日後に旅立った。

胃ろうも同じではないだろうか?

するのも辛い、しないのも辛い。

ではどちらを選ぶ?

 

きっと母がもっと食べなくなって衰弱していくのを見ればうろたえると思う。なんとか生きていてもらいたいと。

だけど・・。

よく枯れるようにという言葉をきくがそんなに美しいものでもないだろう。

とにかく母が苦しむことのないように。それだけだ。

 

母の認知症について、主治医にいくつか質問を。

パーキンソン病と診断書に書かれているが症候群ではなくてパーキンソン病なのか?

現在は認知症よりもパーキンソン症状の方が重大とのこと。

前頭側頭型ではないと思われるとのこと。

むしろレビー正体型。(ここで幻視はあるんでしたっけ?と医師。ないです!と強く否定)

メマリーを処方されているがおとなしくする薬が今の元気のない母に必要なのか?

そうですね。以前から飲まれているから出していたのですが・・・(えーっ!と絶句しそうになった)

ではやめますか。

急にやめて大丈夫なんですか?

では半分にしましょう。

どうも現状は認知症どうこうというより、パーキンソン症状の手の震えや拘縮などの対処の方が重要で認知症はどっちでもいいという感じだった。

若い女医さんで威圧的ではなく話しやすいのはいいのだが開業医ではなく老人ホーム専門の訪問医ってこんな感じなのかなぁ。

ということでメマリーは10mgから5mgへ。

これで少し母が覚醒してくれればいいのだが。

メマリーの副作用は便秘、めまい、頭痛、血圧上昇、傾眠。

 

薬は減らしてもらいたいと思いつつもいざ減るとなると不安もつきまとう。

栄養が足りないのだからビタミン剤を処方してもらうのが良いのかな。家族からのリクエストがなければ以前のままでずっといくものなのだとしみじみ感じた。

Posted by roku
/ 06:48 / comments(0) /
食事介助

今週も母の食事の介助をする目的で訪問した。

わたしが介助するよりスタッフの方が介助した方がうまくいくのだとは思うけれど、なんとか少しでも食べてもらいたい一心であの手この手を考える。

まずは食事介助の仕方をネットで検索した。

NGは介助者が立ったままで食べさせること。隣に座った方がいいらしい。右手で介助するなら右側に。

母のホームではスタッフは立ったまま介助していた・・・

人数に対してテーブルが狭すぎるのだ。

 

車椅子の人はフットレストを外して足を床につけた方がいいとあった。

食べるときの姿勢は大事なようでリクライニング車椅子の人は少しでも背もたれを起こした方がいいとのこと。確かに寝たままで何かを食べるなんてできない。母も背中にクッションでも入れてもう少し体を起こした方がいいかも。

 

あとは食べる順番。

自分が食べるときどういう順番で食べるかなと考えてその食べやすい順番で介助するのがいい。

確かにいきなりご飯からより汁物すすってからの方が良さそう。

 

などの知識を得ていざ食事介助。

まず車椅子のフットレストをはずして足を床に。大腿骨骨折の影響か左側の足が宙に浮く。膝の曲がり具合の左右差があるのだ。車椅子のフットレストで左右差を調整しているのだけどそれは不要なのかもと思った。なぜなら床に足をつくようにしてしばらくするとちゃんと左足も床に着いていたから。

わたしは母の横に座る。

まずは水分からということでポカリを。

そして最初に一口わたしが食べる。それから母へ。

ちゃんと口を開けてくれた。

またポカリ。

水分はまるで飢えているかのようにしっかり飲んでくれる。嚥下は問題ないのだ。(なのに胃ろうしなきゃいけないの?)

この日はあんかけうどん。うどんは刻んである。食べやすいようでパクパク食べてくれた。

おかずは漬物の細かく刻んだものと鶏肉?の刻んだものとイチゴヨーグルト。

刻まれるとわたしでもこれが何かよくわからない。

薄味すぎるからかおいしくはない。

つい食べてくれそうなヨーグルトを食べさせそうになるが食事の順番を考えてヨーグルトは最後にすることにした。

とにかくポカリはよく飲むのでうどんの合間にポカリを頻繁に挟む。

あまり唾液が出なくなっていて口の中が乾いているのだろうか?

ポカリ、ポカリ、うどん、ポカリ、つけもの、ポカリ、ポカリ、うどん、うどん・・

こんな感じで。

栄養士さんがいてカロリー計算などしているのだろうけどほとんど炭水化物だけのような食事。

こんなで大丈夫なのかな?

 

前回より食べてくれた母だがそれも15分くらいすると貝の口になる。

受け入れるのはポカリだけ。

ポカリはスプーンですくっても飲むし、コップを口に近づけるとすすってもくれる。

なのでヨーグルトは容器を唇につけてスプーンで差し出すと液体のようにすすって食べてくれた。

 

甘いもの好きの母はので食べてくれるかと買ってきたプリンは貝の口になったあとでは全くだめ。

感じとしては最初の時間勝負。食事に対する関心、集中力が持続する時間がごくわずかでその時間がすぎるとシャットアウトしてしまう。それはスタッフの方のお話にもあった。

45分くらいかけて食事が終了。

食器を片付けに行くと食堂フロアではすでに全員の食事が終わっていた。

やっぱり普通はこれほどは時間をかけてくれないよね。

 

ホームのスタッフの方にとって家族が食事を介助するという行動が迷惑なのか歓迎されるものなのかいまいちわからないけれど昼食までの時間に行けるときはなるべく行って食事介助しようと思う。

その方がいろいろなことに気づける。

 

 

 

Posted by roku
認知症 / 10:03 / comments(0) / 昨年の記事
木のスプーン

認知症で食事のとき口を開けてくれなくなった人に木のスプーンを使ったら開けてくれたという例を知ったので今日は木のスプーンを持って訪問。

祭日の11時台のホームに行くのは初めて。

11時半ころに着いたが母は入浴中でいなかった。

その間、トイレ掃除や部屋の掃除のスタッフが活動中。

12時少し前に母が戻ってきた。すかさず食事が運ばれる。

仕方のないことだけど午前のお風呂の直後に食事って生活のリズム崩しているよね。

本当は昼食終わって、レクあっておやつ食べて、またレクして夕食食べてそれからお風呂という順序でしょう。そんなホームがあるわけないけど。せめておやつのあとのお風呂とか。

入居前にいただいたパンフレットにはお風呂は午後だった。あれに書かれたスケジュールと違うんだもの。

 

早速木のスプーンで食べさせる。最初は食べてくれた。やったー!と思ったのもつかの間、5分ほどで口を全く開けなくなる。

コップに入ったポカリは飲む。

お薬用の甘いゼリーもなんとかちゅるんと完食。

だけど、おかゆもカレーもかぼちゃのサラダも二口ほどであとは全部残した。

しかたなく、差し入れに持っていたスイートポテトを食べさせる。一口だけは食べたけどあとはダメ。

口を固く閉じたまま。なだめてもすかしてもダメ。

でもポカリをスプーンにすくって口元に持っていくと口は開いて水分をすする。

ポカリに浸したおかゆはダメ。

なんなのだろう。

噛むのが嫌なのか?味付けが甘くないと嫌なのか?

 

先日ケアマネさんから電話があり、今後について主治医と面談してほしいとのことだった。

今後どういう方法があるのか質問してみたら「胃ろう」や「チューブで」とのこと。

その手術は体力のあるうちにした方がいいという。

もちろんしない選択もあると。

面談は来週を予定している。

それまでになんとか食べてもらう方法をみつけようと模索している。

何かいい方法があれば教えてください。

 

胃ろうのことは「するもんじゃない」という話ばかりきく。これからもっと詳しく調べてみようと思う。

母は今、手術などしたらまた一歩進んでしまう。

入居しているホームは日中しか看護師がいないので夜間にリスクがあり。かといってまた転居は困る。

胃ろうしないでこのまま見守ったとしたらどんどん衰弱するのだろう。そんなことに耐えられるのか。

ホームはそんな母の介護をどこまでしてくれるのか。

 

この三〜四ヶ月で急激に変わってしまった母。

会話も持つのは5分くらい。

しばらくするとどこをみているかわからない目になる。これがパーキンソン病?

どこか別の世界にいってしまうのだ。

 

今日は天気が良いから屋上庭園に行ってみたけれど。一切興味を示さない。暑いとも寒いとも言わない。

リハビリの先生がちょうどいて「こんにちは」と話しかけてくれた。一応「こんにちは」と返事した母。

今日わたしが初めて聞いた母の声。

わたしには一言も話してはくれない・・・。

今週はもう一度訪問するつもり。

 

Posted by roku
認知症 / 16:47 / comments(2) /